COLUMN コラム(お役立ち情報)

ドッグトレーナーとして独立開業するには?資格取得におすすめのスクール3選もご紹介

人と犬の双方が快適に生活を送ることを目的として、犬にしつけや訓練を行う職業の「ドッグトレーナー」。企業に所属して業務を行うケースも多いですが、近年では資格を取得して独立開業し、フリーランスとして働く方も増えてきています。

そこで、今回はドッグトレーナーの概要や種類、独立開業するために必要なことを解説しながら、ドッグトレーナー業に役立つ資格を取得できる人気スクールを3か所ピックアップしました。また、自宅を拠点にドッグトレーナー業を運営したい方におすすめしたい「バーチャルオフィス」の活用方法もあわせてご紹介します。

「ドッグトレーナー」とは

ドッグトレーナーとは、犬のしつけや訓練を行う職業です。犬種の持つ特性やそれぞれの犬の性格を考慮し、飼い主との快適かつ円滑なコミュニケーションを目指して訓練を行います。

具体的にはトイレや散歩などの基本的なマナーの指導をベースに、吠え癖や噛み癖の矯正、「おすわり」「待て」といったしつけなど、依頼者のニーズに合わせた訓練内容です。対象となるのは家庭犬が多いですが、警察犬や盲導犬、聴導犬、介助犬などをケアする場合もあります。

活躍の場は、犬の訓練所やしつけ教室、ペットショップなど。なかには独立開業し、家庭に出向いてしつけを行う出張サービスを運営しているケースもみられます。

ドッグトレーナーの種類

ドッグトレーナーは、対象となる犬やトレーニング内容によって主に以下の8種類に分類されます。

家庭犬トレーナー ペットとして飼われている家庭犬のしつけを行い、飼い主さんにしつけの方法を教える
タレント犬トレーナー 映画やテレビなどに出演する犬の訓練を行う
警察犬トレーナー 警察犬の候補となる犬を対象に、必要とされる能力を訓練する
盲導犬トレーナー 視覚障害者のサポートができる盲導犬の育成と利用者指導を行う
聴導犬トレーナー 聴覚障害者のサポートができる聴導犬の育成と利用者指導を行う
介助犬トレーナー 身体障害者のサポートを行う介助犬訓練と利用者指導を行う
空港検疫犬トレーナー 空港で不審な物体の持ち込みがないかを確認する検疫犬の育成を行う
麻薬探知犬トレーナー 麻薬を見つけ出す探知犬の育成を行う
災害救助犬トレーナー 害時に行方不明者などを探し出す救助犬の育成を行う

ドッグトレーナーの種類によってトレーニング内容が大きく異なり、求められるスキルや資格などにも違いがみられます。どのような訓練に携わりたいのか、どのような環境で働きたいのかをじっくりと検討し、ご自身に合ったタイプのドッグトレーナーを目指すとよいでしょう。

ドッグトレーナーになるために必要な資格は?

ドッグトレーナーを目指すにあたり、必要な資格は特にありません。しかし、日々の業務において犬のトレーニングに関する専門的なスキルが求められることから、「ドッグトレーナーライセンス」や「CPDT」、「家庭犬トレーナー」などの民間資格を取得しておくと就職時に優遇されたり、顧客からの信頼を得やすくなったりするでしょう。

もしドッグトレーナーとしての独立開業をお考えなら「動物取扱業」の申請が必要で、そのためには地方自治体が運営する「動物取扱責任者」の資格取得が必要です。もし「動物取扱業」の登録なしでドッグトレーナー業を営んだ場合、100万円以下の罰金に処せられるため注意しましょう。

なお、動物取扱責任者の資格取得には、以下のいずれかの要件に該当し、そのうえで「動物取扱責任者研修」を受講する必要があります。

・獣医師または愛玩動物看護師である
・教育機関(第一種動物取扱業の種別に係る知識や技術について1年間以上教育する学校法人など)を卒業し、6か月以上の実務経験がある
・資格(愛玩動物飼養管理士やJAHA認定家庭犬しつけインストラクターといった環境省が認めているドッグトレーナー関連の資格)を取得し、6か月以上の実務経験がある

ちなみに、第一種動物取扱業の申請時には手数料がかかり、東京都の場合は1種別につき15,000円です。管轄の自治体によって料金が異なるため、事前に確認しておきましょう。

ドッグトレーナーに役立つ資格を取得できるおすすめスクール3選

ここでは、ドッグトレーナー関連の資格を取得したい方、さらには動物取扱業の登録要件を満たすために資格取得を検討している方に向けて、おすすめスクール3選をご紹介します。

・ヒューマンアカデミー
・日本ケンネルカレッジ
・プレイボゥ ドッグトレーナーズ アカデミー

ぜひそれぞれの特徴をチェックして、スクール選びの参考にしてみてください。

ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」

「たのまな」は、資格取得やキャリアアップに向けた学習のサポートを行っている専門学校「ヒューマンアカデミー」が運営する通信講座です。

ドッグトレーナー講座も提供しており、訓練の知識や技術はもちろん、褒めて育成する英国式家庭犬トレーニングやペットビジネスのノウハウも学ぶことができます。

また、動物とのふれあいによるセラピー効果によって人々を癒す「アニマルセラピー」や、ペットを失くした飼育者が直面する「ペットロス」についても学習可能。さらにオプションにて資格取得後に実技の研修を受けることもでき、通信教育とはいえ実践的な経験を積める点もおすすめポイントです。

講座名 「たのまな」ドッグトレーナー講座
取得できる資格 ・家庭犬トレーナー2級
・セラピードッグトレーナー
・ペットロスケアアドバイザー
料金 ・eラーニングコース:100,100円
・eラーニングコースなしコース:90,200円
公式サイト https://www.tanomana.com/product/pet/dog-trainer.html

日本ケンネルカレッジの「ドッグトレーナー養成専門講座」

「日本ケンネルカレッジ」は、動物関連に特化したペット通信教育の専門校です。

「ドッグトレーナー養成専門講座」では豊富なイラストと丁寧な解説が掲載されたテキストが魅力的で、「先生に教えてもらっているような感覚でわかりやすく学べる」などと評判を集めています。

2か月間で訓練の基礎を学べる「ベーシックコース」と、5か月間でドッグトレーナーに必要な知識と実践力を習得できる「マスターコース」の2種類があり、資格取得を目指すなら受講後にドッグトレーナーライセンスを取得できるマスターコースがおすすめです。さらに、一般社団法人日本キャリア教育技能検定協会(JCSA)の認定校であることから業界からの信頼も厚く、資格取得後の就職サポートが充実していることもメリットとして挙げられます。

講座名 日本ケンネルカレッジの「ドッグトレーナー養成専門講座」
取得できる資格 JCSA認定ドッグトレーナーインストラクター(A・B・C級)
料金 ・ベーシックコース:73,700円
・マスターコース:119,900円
公式サイト https://j-kc.co.jp/course/dogtrainer/

プレイボゥ ドッグトレーナーズ アカデミー

「プレイボゥ ドッグトレーナーズ アカデミー」は、東京都目黒区・神奈川県川崎市の2か所に教室を構えるドッグトレーナー資格取得のためのスクールです。

座学講座はもちろん、現場での練習や勉強会、セミナーなど多彩なスタイルでドッグトレーナーの知識や実践力を身につけることができ、最短6か月でドッグトレーナーやドッグサポーターの資格取得を目指せます。

また、ドッグトレーニングの知識や技術だけでなく、マーケティング理論や集客方法についても学習できることから、ドッグトレーナーとしての独立開業を志している方にもぴったりなスクールです。

講座名 プレイボゥ ドッグトレーナーズ アカデミー「ドッグトレーナー養成講座」
取得できる資格 ・プレイボゥ ドッグトレーナーズ アカデミー 認定「ドッグトレーナー」
・OPDES公認資格「ドッグサポーター」
・「CPDT-KA (Certified Pet Dog Trainer)」
料金 880,000円(入学金・受講料・消費税含む)
※その他の保険代や教材費:21,500円
公式サイト https://playbow-dogtrainers-academy.com/

自宅を「第一種動物取扱業の申請先」として登録できる?

自宅を拠点にドッグトレーナーとして独立開業することを検討している場合、「自宅住所を第一種動物取扱業の申請先として利用できる?」と気になっている方もいることでしょう。施設を設けずにドッグトレーナー業を営むとなると本店所在地の住所がないため、自宅の住所を利用できると手軽かもしれません。

しかし、特にマンションにお住まいの場合は管理規約などで『用途は居住用に限る』といったルールが設けられていることが多く、自宅住所を第一種動物取扱業の申請先として利用できないケースが一般的です。なかには申請可能な場合もありますが、無断で申請するとトラブルに発展する恐れがあるため、まずは第一種動物取扱業の申請先として使用可能かどうかをしっかりと確認することをおすすめします。

施設が必要なく自宅を拠点にドッグトレーナー業を行いたい方で、自宅住所を使用できない場合は、ぜひ事業用の住所をリーズナブルにレンタルできる「バーチャルオフィス」の住所で登録申請を行ってはいかがでしょうか。テナントやビルを直営で管理している運営会社のバーチャルオフィスを利用すれば、第一種動物取扱業の申請先として問題なく手続きできます。

なお、自社ビルではないバーチャルオフィスやレンタルオフィス、シェアオフィスにおいては、利用者と運営会社との関係が直接的な賃貸契約ではないことから第一種動物取扱業の「使用承諾証明書」を発行してもらえず、第一種動物取扱業の申請先として利用できない点に注意が必要です。

まとめ

ドッグトレーナーとして独立開業するためには、「動物取扱責任者」の資格を取得したうえで「動物取扱業」の申請を行う必要があります。まずは目指すドッグトレーナー像を明確にしたうえで、ご自身に合った学習スタイルで学べる講座やスクールにて関連資格を取得するなど、動物取扱業の登録要件をクリアすることから始めてみてはいかがでしょうか。

また、自宅を拠点にドッグトレーナー業を開業したい方は、ぜひ自社所有運営のバーチャルオフィスを利用して動物取扱業の登録申請を行うとよいでしょう。なかには電話や郵送物を自宅に転送するサービスを利用できるところもあり、物理的な事務所を設けなくても快適にドッグトレーナー業を運営できます。

ぜひドッグトレーナーの資格を取得できる講座やスクール、バーチャルオフィスなどを活用しながら、ドッグトレーナー業の独立開業を効率的に目指していきましょう。

記事を探す

コラム一覧はこちら